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ゴジラ ファイナルウォーズ

ゴジラ ファイナル ウォーズ

ゴジラシリーズの最終作、GODZILLA FINAL WARS 見てきました。
ネットなどでチラッと評判を見た限りではあまりよくないみたいだったですが、実際に見てみたらどこがそんなに悪いんだ~て感じで私は楽しめました。素直に面白かったです。

以下はネタバレかもです。

全体に30年くらい前の怪獣総進撃時代を彷彿とさせるようなノリとチープさを感じさせる作品でした。東宝のマークが古かったのも狙ってやったもよう。そのせいか、最近のゴジラを見慣れた人には馴染めないところがあったかもしれませんが、私にとってはまさに「ゴジラ」でしたね。そう、子どもの頃見た、あの「ゴジラ」がそこにいました。

その一方で今の感覚も入れてるから、単なるリメイクふうや懐古主義にもなっておらず、新しい感覚のゴジラになっていたと思います。ミュータント軍団にはさすがに笑ってしまいましたが(一瞬、見る映画を間違えたかと思った)、物語が終ってみたら、ちゃんと存在する理由と必然性があり、クライマックスへの伏線としてしっかり機能していました。最初は疑問だったミニラの登場にも理由と役割があって納得。ああ見えても物語としてはきちんと構成された完成度を持っていたと思います。

ゴジラシリーズには50年の歴史があり、それぞれの時代で様々な解釈による多様なゴジラが作られてきたので、いつどの時代のゴジラに出会ったかで、ゴジラへの印象や思い入れは違ってくると思います。高度成長期時代にゴジラと出会った子どもたちにとって、ゴジラはヒーローだった。彼自身は自分の本能に忠実に動いているだけに過ぎない。でもそれが結果として宇宙からの侵略者から地球を救う。強いぞ、ゴジラ、ぼくらのゴジラ! そんな懐かしさと嬉しさも感じさせてくれる映画でした。

もちろんゴジラ本体はちゃんと怖い存在として描いているので、ゴジラの基本も外してはいないと思います。「怖い」ゴジラも「ぼくらのヒーロー」なゴジラも上手く1つに収めこんで上手に束ねたなあと思います。平成シリーズの重さにはちょっと飽きていた頃だったので、アクションを主体としたエンターテイメントな作りには個人的にはOK。何も考えず、童心にかえって楽しめばよいと思います。海外ロケも贅沢だった…。

ラストも全然ファイナルらしくなかったけど、それもまたいいんじゃないかと。終るのは「映画」であって、ゴジラが終るわけじゃないんだから。そんなふうに思える終わり方でよかったなと。

☆以下は愛ある?突っ込みを~
・モスラの幼虫が出てこなかった~
・ゴードン大佐がモーフィアスみたいだった(笑)というか、人間シーンマトリックス
・ガイガンデザイン違う~でも有名な腹カッターは健在でしたね
・へドラ一瞬でやられ役(哀)
・ラドン速過ぎ、ていうか怪獣たち全体に軽くないですか
・アメリカ版ゴジラは一字減らされて「ジラ」…
・あれはキングギドラですよね?
・クモンガの糸はあんまりだろう(泣)出来れば今からでも撮り直してくれ~
・安っぽいぞX星人の宇宙船
・スター・ウォーズ入ってるんですが…

でもゴジラさえ見られれば全て許すのがファンです(笑)。
またいつかどこかで会いましょう、ゴジラ。
(注:この記事は2005年1月に書いたものの再録です)