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ペリーヌ物語

ペリーヌ物語(13)

子どもたちを送り出してから家事を片付け、ふっとその合間に一息つく、ちょうどそんな時間帯にBSで放映していたアニメがありました。作品の雰囲気から、以前にフジテレビ系で放映された世界名作劇場のシリーズだろうとは思っていましたが、絵柄が地味だったので最初はそれほど気にかけていませんでした。けどあまりにもいつもタイミングよく目に入るので、なんとなく見るようになり、気が付いたらハマっている自分がそこに(笑)。

ハマってから気が付いたのですが、これは「家なき娘」が原作だったのですね。「家なき子」の作者、エクトル・マロのもう一つの作品です。で、家にある子供向けの名作全集などをあさったのだけど、「家なき子」はどの全集にも載っているのに、「家なき娘」は見つからない…。載ってるのもあるらしいのですが、家にはないようです。そのうち原作を読んでみたいと思います。

ストーリーは父と母を亡くした少女が苦難を乗り越えて旅を続け、本当のおじいさん(大きな工場を経営している)に会い、孫だと名乗れるようになるまでを描いた感動の物語。こういった正統派ストーリーって、お約束だと分かっていてもウルウルきますね。物語の原点を堪能させてもらった気がします。心洗われる気持ちになりますので、素直に鑑賞することをおすすめ。

放映時は1年かけて年末に終ったようですが、毎日放映の再放送でも、タイミングよくこの時期に最終回を迎えてくれたので、年末に素敵なクリスマスプレゼントをもらった気分。キャラの心理などもとても丁寧に描かれており、大人が見ても(むしろ大人になった時の方がそういった細かい演出に気付けて感動も大きいかもしれない)遜色ない出来で、隠れた名作だと思います。