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スター・ウォーズ シリーズ

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

スター・ウォーズは私の大好きな映画です。去年エピソード3が公開され、28年に渡る壮大な物語が完結しました。それから待つこと数ヶ月。我が家にもシリーズ最後のDVDが届き、エピソード1~6の全シリーズが私の手元でも完結しました。これを機にスター・ウォーズにまつわる思い出もまじえてまとめてみたいと思います。

まず、スター・ウォーズを見るならどの順番で?ということになると思いますが、これはもちろん、「4→5→6→1→2→3」の順番で見て下さい!! そして3を見終わった後で再び4にループするのです。これが28年前に映画館で封切られた最初のスター・ウォーズを見た、28年越しのスター・ウォーズファンがおすすめする最も正しい見方なのです! ということで、amazonの写真もレビューの順番も「正統派順」でお送りします。

■スター・ウォーズ(エピソード4 新たなる希望)
公開当時は4という番号もサブタイトルも付いておらず、タイトルは「スター・ウォーズ」のみでした。この作品に「エピソード4 新たなる希望」というサブタイトルが付けられたのは続編が作られるようになった後のことです。つまり、最初の1作は具体的な続編の予定があったわけではなく、これ単体で完結する1本の物語として作られていたのですね。だから全6作のうちで最も完成度の高いまとまりを持った作品に仕上がっています。

ともかくあらゆる意味で衝撃的な映画でした。まず度肝を抜かされたのが、宇宙船を下から見上げるあの構図。今でこそお馴染みになっていますが、当時はそういう角度から撮られた宇宙SFものって無かったんですよ。これを見た時は「やられたッ!」と思いましたね。ちょっとした発想の転換で今まで見たことのない映像を創り出すことが出来るんだと。
それだけでなく、スピード感、音楽、映像の切り口の斬新さ、よく練り上げられたキャラやメカの魅力、単純で分かりやすく胸ワクワクさせる冒険への夢、古典的な要素も取り入れながら同時に新しい、そう、一言で言うなら、第1作はあらゆる意味で「新鮮」だったのです。それがスクリーンの大画面で迫ってくるのだから、もう…。
この感覚だけは当時リアルタイムで見た人にしか分からないと思うので、それを味わえたのは本当に幸せだったと思います。

映画館には4回行きました。こんなに何回も劇場へ足を運ばせてくれたのはスター・ウォーズが初めてです。やっぱり原点なんだと思いますね。「全てはここから始まった」のですから。

もしまだスター・ウォーズを見たことがなくて、どんなものか試しに1作見てみてみようかな…という人がおられたら、まずはエピソード4を見るのをおすすめします。4は単体で立てる作品なので、これだけ見ておけば後のに興味がなくても、スター・ウォーズを味わうには足りると思います。4を見て興味を持ったら、彼らのその後を見る旅に出ましょう。4→5→6と見て一区切り、そこでダース・ベイダーの過去が知りたくなったら、123と続けて見るのが王道です。そして再び4を見ると、今度は視点が変わって、今までルークの物語として見ていた456シリーズをダース・ベイダーの視点で見直すことが出来るので、2回楽しめます。

■エピソード5(帝国の逆襲)、6(ジェダイの帰還)
最初のスター・ウォーズがヒットしたおかげで続編が作られることになり、この作品が各3話で構成された全9作品から成る3部作であることが明らかになります。でも当時はそんなことよりも、ただ単純にスター・ウォーズの世界を楽しむために映画館に通っていましたね。ヨーダが登場し、ルークとダース・ベイダーの関係が分かったり、皇帝との対決など、色々な展開が広がっていくのですが、やっぱり第2部の基本は、「自分の中にある少年の心をワクワクさせてくれる夢とロマンの冒険活劇」だったと思います。それを支えていたのが、ルーク、レイア、ハン・ソロといった明るくて元気な若者たち。

今思えば、去年完結した第1部の重さとは対極をなしていましたね。第1作エピソード4のタイトルが何故「新たなる希望」なのか、希望って具体的に何を指しているのか、当時は分からなかったけど、3を見た今なら分かる気がします。それはルークのことだったのだなと。

なお、エピソード6の当時の邦題は「ジェダイの復讐」でしたが、後に「ジェダイの帰還」に改められます。これは英語の原題が「RETURN OF THE JEDI」なので、訳し方としては「帰還」が正解かと。なので、ここでは公開当時の題ではなく、「ジェダイの帰還」にしました。それに「return」って「帰る・戻る」って意味だから、「アナキンが帰ってきた」という意味も含んでいるのではと思います。

■エピソード1(ファントム・メナス)、2(クローンの攻撃)
4~6がルークの物語だとしたら、1~3はアナキンの物語。先に子の世代の話を描き、その後で親世代の話を振り返るという順序の逆が面白い。見る者には、アナキンが後のダース・ベイダーで、ルークの父親だということは既に分かっていることなので、そのアナキンからどうやってルークへと話がつながっていくのかということが大きな興味となります。

そして4~6は1人(もちろん、一緒に見にいった人はいましたが)で見ていたのが、1から以降は自分の子どもたちと一緒に見るようになる、という時の流れの面白さも感じました。

1は6から大分歳月が経ってからの公開となったので、その間に発達してしまったCG技術が画面にも表れていて、「ルークより前の時代の話なのに、こっちの方が未来的な感じになっちゃってていいんかいな~」という違和感もなくはなかったですが、こればっかりはしかたないですね。ここは割り切って映画ならではの映像の迫力を楽しむのが吉。

1のアナキンはかわいい。2のアナキンはかっこいい。パドメとの愛のシーンも美しい。ただ、1と2は4以降がルーク中心の単純明快な冒険ものだったのとは微妙に違い、アナキンたちの背後にある時代の流れも描かれてます。そこがちょっと複雑な印象を与え、自分で物語(運命)を動かすことができたルークとの違いにもなっているような気がします。

■エピソード3(シスの復讐)
白状します。実は映画館で泣いてしまいました…! もう終盤なんて涙ボロボロでとまらなくて、劇場を出るのが恥ずかしかったです(笑)。3を見ると1と2はエピソード3のための序章だったんだなと思えるほど。エピソード4リアルタイムからの長いお付き合いだったから、自分で思っていたより感慨も大きかったみたいですね。お話も見事につながってくれて、3を見た後では4以降の印象がこれまでとは変わってきます。

自分的に印象的だったのは。
実はエピソード3と6で同じシーンがあるんです。どちらでもアナキンは「選択」を迫られる。3ではパドメへの愛ゆえにパルパティーンを選んでしまうアナキン。そのアナキンが6で皇帝(パルパティーン)ではなくルークを選ぶ。6を見た当時は、今まで悪の象徴として君臨してきたダース・ベイダーが突然コロッと変わって(そう見えた)ルーク(息子への情愛)を選ぶのはちょっと?だったんですが、3を見た後ではそうではなかったんだ、あれは必然だったんだと分かった気がします。

ダークサイドに身を投じてまでもアナキンが守りたかったもの。それが6のアナキンの救いとラストへつながっていく。お見事です。ルークの物語としてなら4だけでも満足できるけど、アナキンの物語としてなら1~6まで全部見なきゃ完結しないですね。

長い間、楽しませてくれてありがとう。この壮大な物語にリアルタイムで付き合ってこれた幸運に感謝です。

■こぼれ話あれこれ

【ルーク、理力を信じろ!?】
ジェダイの騎士の持つ力。英語では「force」、日本語字幕では「フォース」になってます。最近のは全部「フォース」に統一されているようですが、実はこれ、初公開時は「フォース」ではなかったんです。

「理力」

そう、「理力」と訳されていたんです。字の通り、「りりょく」と読みます。なんか聞きなれない単語で、でもけっこう印象強くて、スター・ウォーズを見た人の間で流行りました。

「理力だ!」「理力を信じるんだ!」とか(笑)。

この単語を考え出した人はどういう発想でこの字の組み合わせにしたのだろう…。かなり的確に雰囲気を伝えていて、素晴らしい造語だと思います。フォースもいいけど、理力のままでもよかったのになー。と思ってしまう私は理力世代…(笑)。

【秘蔵グッズたち】

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↑公開当時に買ったレコードです。レコードですよ、CDじゃなくて、レコードですよっ。しかも帯付きのまま(笑)。もちろんこのレコードにもエピソード4とかサブタイトルなどの記述はありません。現在はプレイヤーが無いので聴けませんが、今となってはこれもレアグッズかも。
一辺が約31cm。裏はダース・ベイダーでした。右はジャケットを開いたところ。2枚組みで解説書入り。この解説が当時の状況をよく表していて、今読み返してみると面白いです。探してみると中にはあれれ?な表現も。

ベン・チノビ老。

ベン・チノビって誰よ!? もろろん、オビ=ワン・ケノービのことなんですが、当時は日本語表記もまだ今のようには定まっていなかったのかな? しかも「老」までつけていただいて(笑)。この時点ではまさか28年後に若き日のオビ=ワンに会えるなんて思ってもいなかったです…。それを思うとあらためて凄い作品だなあと思います。

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↑こちらは帝国の逆襲のレコード。これも2枚組み。表にダース・ベイダーがっ。裏は各キャラたち。ハン・ソロとレイアがルークより大きいんですが(笑)。12頁から成る各シーンの豪華グラビア付き。レコードのいいところは、サイズが大きいため、付属される映像集も大きく豪華になることです。このゆったり感も古き良き時代を感じさせてくれていいですね。場所取るけど。

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↑ジェダイの帰還です。裏はC3POとR2D2。ジャケットの「顔」とも言える部分からダース・ベイダーが消えていることに注目。こちらは1枚になりましたが、3作目ともなると音楽も4と5で蓄えられた分もたくさんあるだろうし。それでもジャケット見開きをやってくれてます。レコードと言えば普通はこんなふうに見開きにされることはあまりないので、それだけでも大作だったんだなあと思えます。

聴けなくてもどれも宝物です。^^