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PLUTO

PLUTO (1) PLUTO (2) ビッグコミックス

久しぶりに(もしかして数年ぶり?)漫画単行本を買って読みました。おかしな話ですが、漫画を描いているわりには「漫画読み」はここ数年、ほとんどしたことがなかったんですよね。忙しいというのもあったと思いますが、ミニ四駆アニメで燃焼し尽した後は「漫画<本・映画」になってしまった感があって、漫画に関しては読むよりは描く方向へベクトルが傾いていたような気がします。だからか、なんだか初めて会うもののような不思議な新鮮さがありました。

手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」編を浦沢直樹氏が劇画化したもの。主人公がアトムではなくてドイツの刑事ロボット、ゲジヒトだというところが新鮮でなるほどと。この漫画の存在は前から何となく知ってはいたのですが、書店で単行本の表紙を見ているうちにふっと「あ、読んでみようかな」という気持ちになりました。

展開はゆっくりしているので、話はまだまだこれからといったところ。鉄腕アトムの世界を大人の感覚で描き直した感じ、というか、違う漫画家の手によって漫画という形で映画化されている、みたいな。絵は全然違うのに、手塚世界の感覚も外さずに再現してくれているのは凄い。いろいろな意味で刺激のある漫画です。続きが楽しみです。