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ローレライ

ローレライ スタンダード・エディション

舞台は太平洋戦争末期。広島・長崎に続く東京への第3の原爆投下を阻止するべく、秘密兵器ローレライシステムを搭載する潜水艦「伊507」が出陣するのだが…。

原作は福井晴敏の小説「終戦のローレライ」(小説の方は未読です)。

子どもに頼まれていたビデオが全部レンタル中だったので、代わりに借りてきた映画。これも公開時、子どもが見たいと言っていたのと、私自身「見てみようかな…」という気持ちもあったので。

えー、一言で言うと、「秘密兵器ローレライシステム」の設定についていけるかどうかで、この映画にノレるかどうかが決まるような気が(^^;。これに関してはネットなどをフラフラと見ていたら何となく目に入ってしまったので、公開時に既に気付いてはいました。その時の気持ちは「こりゃアカンだろう…」という「萎え」と「いや、もしかしたら切り口と見せ方によっては新鮮なものになるかも!」な「期待」の両方が入り混じったものでした。で、今回、「期待」の部分に引きずられて見る形になったわけですが…。

ノリ切れませんでした。。。(ああぅ)

しかし息子は満足したようです。私も○○年若かったらもっと素直に楽しめたかも。いや、SFもアニメも大好きなんですが、時代設定に合うリアリティが必要とされる作品にそういう感覚を持ち込むのは違和感ありましたね、やっぱり…。というか、そう感じる年になっちゃったのかなあと少し寂しい気にもなりました。

ということで、この作品は「少年少女に向けた戦記もの」と思えば見れます。少年少女向けだと思えば兵器の正体が超能力でもヒロインのどこのSF・アニメの世界から抜け出てきたんですか的コスチュームもまあ許せる(笑)。この手のものは大人に向けて真面目に作られると重く暗くなりがちなので、青少年に夢と希望と勇気を伝えるためにはこれくらいでちょうどいいのかもしれない。うむ。少なくとも息子には伝わったようですので。

戦闘シーンは意外によかったです。見るからにCGバレバレではありますけど、潜水艦や駆逐艦をいろいろな角度から存分に描いてくれているので、そういうのが好きな人には楽しめるんじゃないかと思います。潜水艦って見てるだけでかっこよかったりしますし。メカの持つフォルムの美しさを見せることにも気を配っているなと思いました。