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鋼鉄都市/はだかの太陽

鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) はだかの太陽 (ハヤカワ文庫 SF 558)

探していたアシモフのSFミステリー「鋼鉄都市」を本屋で見かけたので入手。実はこの作品、むか~しに読んだことがあり、文庫本も持っていたはずなのですが、探しても見つからず…。あきらめて購入に。続編の「はだかの太陽」は実家で見つかったのでこちらに持ち帰っていました。

アイザック・アシモフの有名な古典SF。大好きな作品です。ロボットSFといえば、やっぱりこの方が原点でしょう。

SFだけどミステリー仕立てになっているのがいい。2作品とも「殺人事件が起きて、人間とロボットの刑事がコンビを組んで犯人を探す」という構成になっています。舞台は未来の世界で独自の社会が広がっており、その社会・習性ならではの設定と「ロボット3原則」が絡んだ謎解きが楽しめます。ラストの答を読む前に是非自分でも推理にトライしてみましょう~。

もちろん刑事ものだけじゃなく、SFならではの世界と設定を存分に堪能できる作品です。「鋼鉄都市」は地球が舞台なのですが、宇宙人(地球から他惑星に移住した人間の子孫)と地球人の関係が面白いです。ロボット嫌いの地球人の刑事が宇宙人がよこしたアンドロイドとコンビを組まされて、自分の感情と戦いながらも良き?相棒となっていく過程も楽しめます。個人的にロボット刑事・ダニール(設定では美男子らしい)くんのロボットらしい生真面目さがかわいくて好き(笑。

続編の「はだかの太陽」では舞台が植民惑星ソラリアに移ります(続編と言うか、ライジ&ダニール相棒シリーズ第2弾!て感じかな)。他惑星で起こった事件にもかかわらず、前作での手柄をみこまれて地球から派遣された主人公。宇宙人側からはダニールが派遣されて相棒復活で事件に臨みます。で、このソラリア人の生活と風習がすごく面白い。人は直接出会ったりはせず画像を通じてしかコミュニケーションしないのですが、何かネット時代の現代人を思わせるところもあってドキッとしたりします。

SF&ロボット好きなら読んで損はない名作かと。