無事MTをインストール出来て、ブログも出来た。さあ、最初のテスト投稿…ちょおおっと待ったあ、はやる気持ちは分かるが、その前にやっておくことがある!
設定→公開の設定でアーカイブマッピングのところに行きます。ここで、使用する予定のアーカイブに全部URLの指定をしておきます。特にエントリーアーカイブだけは何を差し置いても必ず設定しておくこと!
個別頁(エントリーアーカイブ)のURL生成をMTのデフォルトのままにしておくと、後になってから色々と困ることが出てきます。
・エントリーの書き出し・読み込みで記事のインポートをすると記事URLが変わってしまうことがある。
・いったん保存した記事に修正を行う場合、記事の確認画面から保存ボタンを押すと記事URLが変わってしまうことがある。
特に下の現象にはずいぶんと泣かされました…。私は記事修正をわりと頻繁に行うので、最初は何故修正をかけるたびに記事URLがコロコロ変わってしまうのか分からなくてすごく悩んでいました。これらは以前から知られたMTのバグのようで、指摘している人もいるのですが、未だに直っていないようです。この現象が起こると、リンク先やトラックバック先でリンク切れになってしまい、記事にたどり着けなくなります。アーカイブマッピングを行っておくと、この現象は起きなくなるので、安心して記事のインポートや修正が出来るようになります。
で、何故この設定を最初にやっておかなければならないのかと言うと、ある程度記事がたまった後でURLの変更を行うと、それこそリンク切れの嵐になるので、それを回避するためのリダイレクト設定をする必要が出てくるなど、余計な手間がかかるからです。
記事URLはお好みで好きなものにしましょう。ここでは以下のように設定しています。
・個別頁 <$MTArchiveDate format="%Y%m%d%H%M"$>.html (年月日時分)
・日別頁 <$MTArchiveDate format="%Y%m%d"$>.html (年月日)
・月別頁 <$MTArchiveDate format="%Y_%m"$>.html (年_月)
・カテゴリ頁 <$MTCategoryDescription$>.html (カテゴリーの説明*)
・カテゴリ頁 <$MTCategoryBasename$>/index.html (カテゴリーのファイル名**)
*)3.2以前のバージョン時に使用していた設定。カテゴリー名は日本語で使いたいので、カテゴリーの説明のところにファイル名にしたい英数字を設定します。この方法だと、カテゴリーファイルのURLをbook.htmlとかweb.htmlとか分かりやすくて好きな名前に出来るのでよいです。
**)3.3以降の設定。3.3からはカテゴリーファイル名を管理画面から好きに変更できるようになったので、<$MTCategoryDescription$>から<$MTCategoryBasename$>に変更しました。これだと<$MTCategoryDescription$>が本来の用途に生かせるので、3.3以降はこちらをおすすめします(最後を/index.htmlではなくて .htmlで終るようにすれば<$MTCategoryDescription$>.htmlと同じ名前に出来るので、見た目はファイル名の変更なしに移行できます)。
また、この方法だとサブカテゴリのファイル名が親カテゴリに縛られないので、カテゴリ単独でファイル名をつけたい場合にもいいです。
補足事項
カテゴリの場合、3.3以降なら必ずしもアーカイブマッピングまで使う必要はないと思いますが、ファイル名だけはデフォルトのままではなく、自分の好きな名前にしておいた方が後々何かと便利でよいと思います。
<2006.10.30追記・修正>
カテゴリに<$MTCategoryDescription$>を使った方法追加、カテゴリ部分の記述を加筆・修正。