愛用のお絵かきソフト、Painterが9から9.5へアップグレードしたので久しぶりにハマリ中。アナログ感覚そのままで描けるので、これまでアナログ絵の具で描いていた人がCGを試してみたくなった…という場合にもおすすめです。私もアナログ歴が長かったのでPainter派。メインサイトのイラストの部屋に載せているCGもほとんどPainterで描いています。
Painterを使い始めたのはバージョン6の時から。絵の具を水で伸ばして乾かしてまた塗り重ねる…というアナログ手法そのままの塗りができる水彩ブラシが気に入っていました。が、バージョン7になって、いまやPainter使いの間で「伝説の水彩」と化した6の水彩ブラシがなくなってしまい、ユーザーから不満が続出。それを受けてバージョン8でデジタル水彩という名前で似たようなブラシが搭載され、9(正しい商品名はⅨらしい)になってようやく6の水彩と同じくらいに復活してくれました。
☆ただコミック系イラストを描く時はにじみは使わないので、最近は8から搭載された「ティント筆」と「水滴ブラシ」の組み合わせもなかなか使いよいと思っていたり…。
バージョン9のトレードマークはパッケージにもある「9本指」なんですが、さすがにこのキモさは大不評だったらしく(当たり前だ~誰だ~こんなの考えたのは~)、9.5になってからは起動画面から「9本指」は消えて普通の画面になってくれました。よ、よかった…。だけどアイコンは9本指のままなので、9本指を経由しないとPainterを開けない状況は変わらず。このキモさに耐え兼ねてアイコンを変えた人がいたそうですが、それをやるとバージョンアップ時にエラーが出るようなので嫌でも変えては駄目みたいです。この「9本指」も別の意味で「伝説」化しそうな気が…(絵描きの間ではすでになっているかも)。
<追記>
ちなみに歴代Painterアイコンはこんな感じです。
左からバージョン6、7、8、9。やっぱりPainterらしく缶タイプがいいなあ…。
しかしアイコンがどうあれ(^^;描き味は他の追随を許さぬ良さなので根強いファンが多く、プロからの支持も高いソフトです。タブレットと組み合わせるとかなりお高いのが難ですが、本格的にCGで絵を描きたい、という人には強力な味方になってくれると思います。