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ダイナミック・パブリッシングで頁分割(7) 4.0~4.1デフォルト編

そのうち書かねばなあと思っていたところ、問い合わせがあったのでこの機会にエントリー。

MT4からはテンプレートの構造がガラッと変わってしまったので、頁分割しようにも「どこに書いたらいいの?」と思われる場合もあると思います。そこでここで紹介しているダイナミック用頁分割をMT4デフォルトのテンプレートに書き込む場合の場所などをメモっておきます。

頁分割を行う場合、変更・追加箇所は2つあります。
1つめが<MTEntries>で、ここで1頁に表示する件数を設定します。太字の数字の部分で表示件数を決めますが、2か所ありますので2つとも同じ数字にして下さい。
2つめが「<前のページ 1 2 3 … 次の頁>」などの分割頁リンクを表示させるところ。</MTEntries>の下辺りに追加するのが収まりがいいと思いますが、どこに書いてもかまいませんので慣れたら好きなところに移動させてもいいでしょう。分割用コードはいろいろ種類がありますので、以下の頁から好きなものを選んで下さい。
ダイナミック・パブリッシングで頁分割(1)
ダイナミック・パブリッシングで頁分割(4) バリエーション編

■トップ頁を10件ごとに分割する
メインページテンプレートから以下の記述を探し出して赤字の部分を追加します。分割用コードは好きなものを入れて下さい。

<MTEntries>
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>

<div class="content-nav">
<a href="<$MTLink template="archive_index"$>">アーカイブ</a>
</div>
{{assign var="epp" value=10}}
<MTEntries lastn="10" offset="`$smarty.request.offset`">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>

<div class="content-nav">
ここに分割用コード
</div>

<div class="content-nav">
<a href="<$MTLink template="archive_index"$>">アーカイブ</a>
</div>

■日付アーカイブ(月別・日別など)を10件ごとに分割する
ブログ記事リストから以下の記述部分を探し出します。青字の部分が日付アーカイブの部分になります。赤字の部分を追加し、分割用コードは好きなものを入れて下さい。

<MTIf name="datebased_archive">
<MTEntries>
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>

<MTElse>
<MTEntries limit="auto">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
</MTIf>
<MTIf name="datebased_archive">
{{assign var="epp" value=10}}
<MTEntries lastn="10" offset="`$smarty.request.offset`">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
<div class="content-nav">
ここに分割用コード
</div>

<MTElse>
<MTEntries limit="auto">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
</MTIf>

■カテゴリーアーカイブを10件ごとに分割する
ブログ記事リストから以下の記述部分を探し出します。青字の部分がカテゴリー部分です。赤字の部分を追加し、分割用コードは好きなものを入れて下さい(分割表示する場合はMTEntriesのlimit="auto"は要りません)。

<MTIf name="datebased_archive">
<MTEntries>
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
<MTElse>
<MTEntries limit="auto">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>

</MTIf>
<MTIf name="datebased_archive">
<MTEntries>
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
<MTElse>
{{assign var="epp" value=10}}
<MTEntries lastn="10" offset="`$smarty.request.offset`">
<$MTEntryTrackbackData$>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
</MTEntries>
<div class="content-nav">
ここに分割用コード
</div>

</MTIf>

以上です。

 

トラックバックの一覧

トラックバック 重い腰を上げたい  »» 2007年11月 2日 01:19
Movable Typeにカテゴリというものがあります。一々そんなの言わなくても...

コメント

いつもお世話になっております。

MT4デフォルト、参考になりました。

分割用コードの部分なのですが、「ブログ記事リスト」というテンプレートで、<$MTArchiveCount$>のみでカテゴリー別も月別も行けるようです。

既出でしたらすみません。。(^^;)

こんにちは。

はい、カテゴリと日付アーカイブは<$MTArchiveCount$>を共通して使えますよ~。
単にカテゴリ用に専用のカウントタグ<$MTCategoryCount$>が用意されているので使っているだけのことです。<$MTArchiveCount$>で全部やってしまうか使い分けるかは各人の好みでいいと思います。

ただし3.31にはダイナミックで<$MTArchiveCount$>が正常に出力されないバグがあるので、カテゴリまでその巻き添えを食わないように、カテゴリには<$MTCategoryCount$>を使う説明のしかたにしてます。