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銀塩写真とデジタル

フォトログに過去の写真をいくつか載せてみたのですが、思っていたより難しいですね、コレ...。

過去写真は当然のことながらデジタルではないので、ネガフィルムから同時プリントで焼いてもらったサービスサイズ版が元画像になります。が、現像所や機械の腕にもよると思うのですが、どうしても全体に画質が眠い。しかも年月が経っているので、微妙に退色している。スキャンしたままの状態では苦しいので色調整が必要。明るさやコントラストの調整、シャープ化フィルター等、フォトショップ総動員状態。

しかし一番やっかいだったのは「ゴミ取り」...。現像の段階で糸くずやゴミが入り込んでいる写真が多いんです。それらを1つ1つクローンブラシで消していく。ううう、漫画以上の手間だぞ~、これは。

今、あらためてデジタルの良さを再認識しています。色が美しいし、粒子も細かく、画像がシャープ。デジタルは銀塩で言えば、リバーサルフィルムに相当するように思います。ネガを反転して焼くのではなくて、写したそのままの色、露出、ピントで見ることが出来る。ネガでもフィルム自体の写りは細かいはずなんですが、現像やプリントの段階で変わってきちゃうんですよね...。銀塩フィルムの解像度がデジタルより高かったとしても、一般素人には渡されたプリントが全てですから。

デジタルの一眼レフが欲しくなってきたぞ~という気持ちが少し...(笑)。