著作権表示のエントリーを書いていて気がついたのですが、ダイナミック・パブリッシングでは静的生成とは少し動きが違ってくるタグがありますね。例えば、
<$MTDate$>
これは本来なら「そのファイルが再構築された日時」を表示するタグで、「この頁の最終更新日:○月○日○時○分…」みたいな使い方をするためのものらしいです。しかしダイナミック下でこのタグを使うと、「最終更新日」ではなくて「そのファイルにアクセスした瞬間の日時」になってしまいます。
これはダイナミックではアクセスの度にその頁が構築されるので、結果として「そのファイルの再構築日=アクセスした瞬間」になってしまうのです。そのためダイナミック下では使い方に注意しないと、「秒単位で日々刻々と更新され続けるサイト」になってしまいます(笑)。
が、これを逆手にとると、「貴方が訪れたのは○月○日○時○分です」というリアルタイムで時を表示するファイルを作れたりしちゃいます。試しに以下のタグを書いてみて下さい。
今の日時は <$MTDate$> です。
今の時刻は <$MTDate format="%H時%M分%S秒"$> です。
どんどんリロードしてみて下さい。アクセスする毎に秒単位で刻々と時刻が変わっていくのが分かると思います。
こういうのをやるには普通はjavascriptとか難しいPHPとかのスクリプトを組まなきゃいけなんだけど、ダイナミック頁ならMTタグだけで実現出来てしまうというのが凄い…(いいのか悪いのか^^;)。こういうダイナミックならではの特性を生かして、面白いタグの使い方が出来ないかなあと考えたりしています。