サムネイルリストからブログ記事（エントリー）にリンクを張る(3) MT4.1応用編

１．カスタムフィールドを作る
ブログ記事で作ります。ベースネームにも名前入れといた方がいいみたいですね。

名前：自作サムネイル
説明：なし
種類：画像
必須？：チェックなし
ベースネーム：entryimgthum
テンプレートタグ：entryimgthum

自分で作ったオリジナルのサムネイルを使いたい記事にはこのフィールドからサムネイル用の画像をアップしておきます。
また、記事に複数画像があり、その中の任意の画像（２番目とか３番目とか、lastn="1"やsort_order="ascend"では拾えない画像）をサムネイルにしたい場合はその画像をカスタムフィールドで選んで指定しておきます。

２．コード
MT4.1デフォルトwidget用に書いてあります。赤字の部分に表示したい数を指定します（例：10個並べたい場合は10にする）。
サムネイルを全部正方形にするカスタマイズも入れてますが、コードが複雑になってきたので、その辺はより簡単な（場所をとらない）書き方にしてあります。widgetとして使う場合はcssの修正も要りますので、詳しくはこちらを見てバージョンに応じた修正をして下さい。

<MTIfNonZero tag="AssetCount">
<div class="widget-recent-assets widget">
<h3 class="widget-header">Photos</h3>
<div class="widget-content">
<ul class="widget-list">
<MTSetvar name="imgcount" value="0"><MTEntries lastn="0"><MTEntryAssets type="image" lastn="1"><MTSetVar name="imgcount" op="++"><MTIf name="imgcount" le="10">
<MTSetVarBlock name="imgw"><$MTAssetProperty property="image_width"$></MTSetVarBlock>
<MTSetVarBlock name="imgh"><$MTAssetProperty property="image_height"$></MTSetVarBlock>
<li class="item">
<a class="asset-image" href="<$MTEntryPermalink$>" title="<$MTEntryTitle$>">
<MTIfNonEmpty tag="entryImgthum">
<MTentryImgthumAsset>
<img src="<MTIf name="imgw" gt="$imgh"><$MTAssetThumbnailURL height="70"$><MTElse><$MTAssetThumbnailURL width="70"$></MTElse></MTIf>" class="asset-img-thumb" alt="<$MTEntryTitle$>" title="<$MTEntryTitle$>" />
</MTentryImgthumAsset>
<MTElse>
<img src="<MTIf name="imgw" gt="$imgh"><$MTAssetThumbnailURL height="70"$><MTElse><$MTAssetThumbnailURL width="70"$></MTElse></MTIf>" class="asset-img-thumb" alt="<$MTEntryTitle$>" title="<$MTEntryTitle$>" />
</MTElse></MTIfNonEmpty></a></li></MTIf>
</MTEntryAssets></MTEntries>
</ul>
</div>
</div>
</MTIfNonZero>

これでもうサムネイルも自由自在！と言いたんですが、しかし。

<MTxxxxAsset>がダイナミック・パブリッシングで動かないという罠がorz

これはカスタムフィールドで指定（アップ）した画像を頁で表示させるためのタグなんですが、
参考：カスタムフィールドでアップロード・選択した画像を出力ページで表示する
（ここでは青字の<MTentryImgthumAsset>がそうです）さすがにベータテスト時代にカスタムフィールド作って画像を表示させるテストまではしてなかったので、今試してみて気が付きましたよぉ（泣）。ということでこれをダイナミック頁で使いたい場合は２項で終わりじゃなくて、以下の第３項へもお進み下さい（追記：4.2では修正されました）。

３．ダイナミック・パブリッシングで応用編のコードを使う（4.1用）
インデックステンプレートで新規テンプレートを作り、上のコードをそっくりコピペして「thumlist.html」というファイル名で保存・再構築します。このファイルは静的ファイルにしてインデックステンプレートと一緒に再構築させるようにします。サムネイルリストを表示させたい場所に以下の一行を入れます。

<$MTInclude file="thumlist.html"$>

index.htmlを動的生成にしていて、widgetで使いたい場合は、ホームページwidgetのアイテムを以下のように差し替えればＯＫ。

<mt:If name="main_index">
<$mt:include widget="最近のコメント"$>
<$mt:include widget="最近のブログ記事"$>
<$mt:Include file="thumlist.html"$>
<$mt:include widget="タグクラウド"$>
</mt:If>

MT4になってMTタグだけで色々なことが出来るようになって、ダイナミックTipsなんて使わなくていい環境に慣れ始めてたので、これは軽くへこみました(^^;。アーカイブは動的でもindex.htmlは静的でサムネイルリストを表示するのはindex.htmlだけ、なら問題ないんですけどね…。元気のある時にでもフィードバックしてきますか。。。

まあそこまでサムネイルにこだわらなければ通常は基本編で十分足りるとは思いますけど、使える時のための覚え書きってことで。ハックな方法もあることだし（笑）。

＜2008.7.1＞4.2では<MTxxxxAsset>が修正されたことを追記。
＜2008.8.20＞タイプミスを修正。